Novation Componentsとは
概要
Circuit、Peak、Circuit Mono Stationの管理用の無料ツール群です。元々は対応機種がCircuitのみだったためかCircuit Componentsという名称でリリースされていましたが、現在はNovation Componentsという名称に変更されています。 https://global.novationmusic.com/circuit-components/
2種類のソフトウェア
Novation Componentsには2種類のソフトウェアが用意されています。スタンドアロン版とウェブブラウザ版です。従来はウェブブラウザ版しかありませんでしたがスタンドアロン版がリリースされています。 基本的な機能はどちらも同じですが、違いは以下の通りです。
- ウェブブラウザ版
- https://components.novationmusic.com
- オフライン利用不可
- FacebookアカウントもしくはGoogleアカウントによるログインが必要
- ブラウザはGoogle ChromeとOperaで利用可能
- スタンドアロン版
使い方
ここではスタンドアロン版を元に使い方をご紹介します。
起動〜ログイン〜Circuit接続
起動した直後の画面です。
Save to Cloudの機能が使えるようになっています また、クラウド上に保存されているPackが左側に表示されています。 Userに表示されるのはユーザが作成しクラウド上に保存したPackです。 Novationに表示されるのはNovationが提供しているPackとなるのですが、工場出荷時のPackも配布されているので恐れずに独自にCircuitをいろいろカスタマイズできます。 また、サウンド系統の異なるいくつかのPackが配布されているので、試してみると全く別の楽器のような音が出て面白いです。
Circuitをコンピュータと接続し画面下のConnect Circuitをクリックすると、バーが緑色に変わりCircuit is connectedと表示されます。 これでCircuitとコンピュータが接続された状態になります。 また、Send Pack to Circuit、Get Pack from Circuitのボタンが有効になります。
Packの管理
CircuitではPackという単位で音色やセッションなどの各種情報を管理します。 PackはCircuitから読み込むかクラウド上から読み込む、もしくはコンピュータのファイルから読み込むことができます。 PackはSessions、Samples、Patchesという項目で構成されており、右側の管理画面でそれぞれの管理をすることができます。
Sessions
セッションの色変更や順番入れ替え(ドラッグ・アンド・ドロップ)、ファイル差し替えなどが可能です。
Samples
サンプル(Drum1、Drum2のパッチ)の順番入れ替え(ドラッグ・アンド・ドロップ)、ファイル差し替えなどが可能です。 なお、クリックすることでサンプルの音を聴くこともできます。
Patches
シンセパッチ(Synth1、Synth2のパッチ)の順番入れ替え(ドラッグ・アンド・ドロップ)、ファイル差し替えなどが可能です。
My Circuit以外(Firmware、Editor、Help)
ファームウェアのチェックが行えます。最新版ファームウェアでない場合はここからダウンロードしてCircuitにインストールすることができます。 シンセパッチ(Synth1、Synth2のパッチ)のエディタとなるソフトウェアをダウンロードすることができます。 ヘルプへのリンクです。
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